協会には「儀式」が必要！｜コラム｜女子ウケマーケティング

 

 

こんにちは

 

協会プロデューサー

起業家育成コンサルタント

 

きょうちゃんこと

伊澤杏佳です

 

 

 

 

協会には「儀式」が必要！

 

 

ジムに行って

張り切りすぎて身体中が筋肉痛

 

明日は日曜日なので

引きこもりたいと思います。

 

しかし、筋肉痛か

翌々日出るとは...

 

気持ちは２３歳なんで

今日もよろしくお願いします

　

前回は、
「会費制度を作るのは難しい」
「適当に会費制度を作っても機能しない」
という話をしました

今回は、
「会費制度が成立するためのヒント」
について書こうと思います

皆さんは

山に登ったことはありますか？

 

学生時代に登ったことがある人

が多いのではないでしょうか？



「鍋割山」という山が、神奈川県

にあるのはご存知ですか？


標高は 1,300メートルくらいなので
登山ビギナーでも楽しめる高さ

この山の頂上にある山荘は、
鍋焼きうどんで有名なんです

この鍋焼きうどんを食べたくて
多くの登山者がリピーターになっています

ただし、リピーターが多い理由は
鍋焼きうどんの美味しさだけではない。

登山者は、ただ単純に山に登って
なべ焼きうどんを食べるわけではない

登山コースの途中に水場がある。

水場には空のペットボトルが何十個も
置かれている。


登山者はそこで水を汲み、
えっちらおっちら頂上まで運び、
山荘で鍋焼きうどんを食べるのが
ひとつの「儀式」になっています


山荘まで運ばれた水は、
山荘のを運営するための水となる。

むろん、鍋焼きうどんを作るのにも
使われる。

なお、水を運んだからといって
お駄賃がもらえるわけではない。

タダ働きだ。

鍋焼きうどんの価格が無料になるわけでも
安くなるわけでもない。

ふつうに料金を支払って、
鍋焼きうどんを食べる。

　

水を運んだ登山者は、
ほどよく疲れているだろう。

疲れた体にアツアツの鍋焼きうどんは
さぞ美味しいに違いない。

さらに、登山者は水を運ぶことで
「ちゃんと役目を果たせた」
という安心感や、
「山荘の役に立った」
「みんなの役に立った」
という充実感も味わっているはずだ。

それが鍋焼きうどんの美味しさを
いい具合に増すことになる。

水場から山頂まで水を運び、
鍋焼きうどんを楽しむという「儀式」。

鍋割山に登る人の多くが、
この「儀式」を共有する。

「儀式」を共有することにより、
登山者のあいだにちょっとした
コミュニティが形成されている。

　

この状態は協会の会費制度に似ている。

山頂に着いたら鍋焼きうどんに
お金を払うのが、会費に該当する。

登山者はリピートしてやってくるので、
鍋焼きうどんの料金は
定期的な会費に近い。

ここで見落としてはいけないのが
水を運ぶという「儀式」の存在

「儀式」と表現してもよいし、
「役目」「役割」と表現してもよい。

たしかに、山荘で食べる鍋焼きうどんは
もともと美味しい。

しかし、もし、この
「儀式」「役目」「役割」がなかったら、
いくら鍋焼きうどんが美味しいといっても
これほど多くのリピーターは生まなかった
と思われる。

「儀式」「役目」「役割」がなかったら、
コミュニティだって形成されないだろう。

つまり、会費制度が機能するには
「儀式」「役目」「役割」が必要

　

あなたの協会には
「儀式」「役目」「役割」が
存在しているでしょうか？？

 

 

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